このHPのトップページのFlashでも取り上げられていますが、散居村の風景を飾る色と言えば、緑。田んぼの色です。うちの事務所のカラ―は緑だ!と最初に決めて、事務椅子の色やボールペンの色、事件記録ファイルの色など、さまざまなところに緑色を揃えてみたのですが、その新緑の田園風景も、近時は徐々に変わってきているようです。
素人の私にはよく分かりませんが、麦でしょうか。氷見や小矢部ではハトムギの栽培に力を入れていると聞きますが、となみ野も同じなのでしょうか。緑の田んぼに混ざって黄金色の稲穂が輝く畑も多く見られるようになりました。北日本新聞の連載「千五百秋に」では様々な農業者の取り組みが紹介されていました。富山県は水田率が全国有数の県ですが、山間部に小規模な耕作地が点在する中国山地などとは違って、比較的平野部でまとまった農地が確保できるだけ、恵まれているようです。農業の6次産業化も言われていますが、農地が散居村の風景のお飾りだけではなく、私達の腹を満たす食料の生産基地として今後も機能していってもらいたいと思います。