学部時代お世話になっていた三谷育英会の姉妹財団・三谷研究開発支援財団の10周年記念行事に参加してきました。
私が学部時代にはなかった財団ですが、石川県内の5大学での行われる研究開発に対し、年10件程度、合計1000万円程度の資金援助を行っておられるそうです。
式典後には、立川志の輔師匠の落語もありました。
3年ほど前にてるてる亭に聞きに行ったときは、体調に不安があることをお話されていましたが、今日も1時間以上すらすらとお話され、まだまだ健在ぶりを印象付けられました。
なお、三谷育英会は、北陸地区出身者・北陸地区内の高校及び大学の在学者に対して給付型の奨学金を支給しておられる育英会です。
振り込みではなく、手渡しであるところが特徴です。私も毎月東京都中央区にあるオフィスに出向いて受け取っていました。
そのとき、最近はどうだ、などと担当の方から様子を聞かれていたことを思い出します。
そのほかにも、テーブルマナー講座を兼ねてホテルで洋食や中華料理を食べたり、オペラ観劇の会、関連会社のニッコーの陶器工場を見学したりなど、本当に色々と奨学生によくして下さいました。
日本はアメリカなどと比べて奨学金制度が乏しいと言われていますが、貧富の差が学業の成果の差となって現れないよう、このような給付型奨学金のより一層の充実が望まれるところです。